工作 キット
自宅で過ごす時間が増えている昨今、モノづくりに目を向ける方が増えています。中でも、気軽に取り組めてクオリティも満足できる工作キットは、お子様から大人まで楽しめるアイテムとして注目を集めています。
しかし、いざ買ってみようと思っても、どんな種類があるのかわからない。あるいは、いっぱいありすぎてどれを選べばいいのかわからないという方が少なくありません。また、手軽にできるからこそ、お子様と一緒に遊びたいと考える方も多くいらっしゃいます。
そこでこの記事では、お子様と一緒に楽しめる工作キットについて、以下の項目にわけて詳しく解説していきます。
さまざまなコンテンツを網羅し、おすすめ度の高い情報をピックアップしてご案内します。
ぜひ最後までお読みください。
工作キットとは?
工作キットは、もともとはお子様が簡単に工作を楽しめるように材料一式をそろえたセットのことでした。そんな、夏休みの工作や自由研究に大活躍だった工作キットですが、DIYが流行りだしてからは、大人も楽しめるものも増えています。
手作りの楽しさに加えて、完成後も遊ぶことが出来たりインテリアになるものなど、実用的に使えるものも多く種類もさまざまです。お値段も手頃なものが多く、購入しやすいのもメリットです。
工作キットの魅力
大人にとっては有意義な余暇の過ごし方として、お子様にとっては楽しく遊べるだけでなく学びもあります。また、お子様用であれば、名前の通り子供が楽しくモノづくりに取り組めるように工夫されているのも特徴です。
ここからは工作キットの魅力について解説します。
あらかじめ必要なものがそろっている
工作キットには、完成までに必要な各種材料が一式そろっているのがほとんどです。そのため、作品を完成させるために必要なものを調べたり、買いそろえたりする手間がいりません。初心者でも材料や道具が足りなくて作業が進められないといったリスクが少なく、簡単に取り組むことができます。
また、材料は初期の加工で最適な形になっているので、小さいお子様にも安心です。
出来上がりが安定しているので失敗が少ない
工作キットは、パッケージの表面デザインや説明書で、完成イメージがわかりやすいことも特徴的です。説明書通りに作業を進めることが出来れば、完成品のイメージ違いや、失敗はほとんどありません。飽きっぽいお子様も、完成品を目標に、きっと一生懸命取り組めるはずです。
また、完成時のクオリティにこだわる大人の方にも、工作キットはおすすめです。
完成後も楽しめる
工作キットの最大の魅力は、作品を作る体験を楽しめることです。それと同時に、完成品が手元に残ることで、達成感が大きくなります。また、自分が一生懸命作ったものだけに、大切にしたいという気持ちや愛着がわいてきますので、お子様のものを大切にするという教育にもプラスに働くことでしょう。
工作キットの種類と特徴
素材も作り方もさまざまある工作キットには、大きく分けて3つの種類があります。それぞれの特徴をご紹介します。
組み立てタイプ
素材同士を組み合わせて作るタイプの工作キットです。
素材は木や段ボールが多く、すぐに組み立てることができるようにカットされているものを選べば、ハサミやのこぎりなど取り扱いに注意が必要な道具が必要ないので、小さなお子様にも安心です。
また、組み立てる際には、ボンドやのりなどで接着するタイプと、パーツをはめ込むようにして組み合わせるだけのタイプがあります。パーツを組み合わせるだけで完成するタイプは、接着剤を乾かす手間がかからないため、完成したらすぐに遊んだり飾ったりすることができます。
ただし、組み立てタイプには難易度が高いキットもありますので、お子様だけで作るのが難しいものは、大人が少し手伝ってあげるのも良いでしょう。
粘土や絵の具などでアレンジするタイプ
土台の粘土にガラスや陶器などを貼り付けたり、真っ白な土台に絵を描いたりして、オリジナルのアイテムを作るタイプです。アレンジするタイプは難しい組み立てがないので、お子様の初めての工作にピッタリです。
お子様と楽しめる科学・電子工作キット
電子部品を組み合わせて動く機械を作ったり、物質や溶剤を混ぜて物体を作ったりするタイプです。物理学や工学の要素があるため、理系が好きなお子様なら喜んで取り組むことができるでしょう。
また、ラジコンやロボットなどの電子工作は、大人にも人気があります。ご自身がパソコンでプログラミングした通りに動くロボットや、スマートフォンと連動させられる電子工作など、ハイテクな機能が付いたものも話題です。
完成した作品でお子様と一緒に遊べるのも、科学・電子工作キットの魅力です。
お子様と一緒に楽しみたい工作キットの選び方はここをチェック!
最後に、お子様と一緒に楽しむための工作キットを選ぶ際のポイントを、3点紹介します。参考にしてください。
お子様が作りたいものを選ぶ
お子様と一緒に楽しく遊ぶためには、お子様の意思を尊重することが大切です。集中力の持続が難しいお子様でも、「これ、作ってみたい!」と自ら選んだ工作キットなら、意欲的に取り組むことができるからです。
自分で決めたことを、最後まで責任を持ってやりきる練習にもなりますので、ここは親の好みはグッと抑えて、お子様に付き合う気持ちで選びましょう。
対象年齢や難易度で選ぶ
お子様用の工作キットには、対象年齢や作品の難易度がパッケージに明記されているものがほとんどです。どのキットを選べば良いか迷ったときは、それらを目安にすることをおすすめします。
難しいものを選びたがるお子様には、段階を追って上達することを伝え、納得を促すようにしてみましょう。
作った後も楽しめるものを選ぶ
作っている最中が楽しいことはもちろんですが、完成した後も楽しさが持続するような工作キットがおすすめです。自分で作ったもので家族みんなが遊べたり、見るたびに褒めてもらえたりすることで、お子様の満足感が高まり、次のステップへと進みやすくなります。
まとめ
今回は工作キットの基本的な内容について、お子様と一緒に遊べるタイプを中心に、魅力や種類、選び方などをご紹介してきました。
工作キットには、幼児から作れるような簡単なものから大人が楽しめるものまで、バラエティに富んだラインナップがそろっています。
お家時間を有意義に過ごす方法のひとつとして、お子様と一緒になって、ぜひ楽しんで作ってみてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。